リーダー職に就任しました

2024/3/1より、私はGMOペパボ株式会社の技術部プラットフォームグループのリーダー職に就任しました。 リーダー職についたきっかけ、どんなことをやっていくのか、決意表明を書こうと思います。

きっかけ

私は、長らく弊社が提供するサービスの一つである30days AlbumやBaytと呼ばれるペパボの各サービスが利用するプライベートなオブジェクトストレージを中心に、オンプレミスのレイヤからアプリケーション(バックエンド)のレイヤまで横断してエンジニアリングを手掛け、サービスを支える取り組みをしてきました(各サービスの説明については割愛します。 気になる方は弊社のテックブログをご覧ください)。 同時に、2022年〜2023年にわたって30days AlbumやBaytに関連する大規模なプロジェクトに取り組んでいました。これらのプロジェクトは30days Albumの関係者だけでなく、他事業部のエンジニアやGMOグループのエンジニアと協力して取り組む場面が多々あり、その当時からプロジェクトの進捗を管理したり、チームメンバーから課題をヒアリングして課題解決のための手法を一緒に考えたりということをしていました。 当時からすでにリーダーっぽい動きをしていたこともあってか、 @hiboma から「エンジニアリングリードやチームマネジメントで力を発揮できそう」という助言をいただきました。 今後のキャリアをどうしていくか、当時の選択肢では「シニアエンジニア or マネージャ」の2択になっていましたが、ここに「エンジニアリングリード」という選択肢が私の中で生まれました(どのキャリアに進むのかまだ決めたわけではありません。あくまで選択肢が増えただけです)。 その後、マネージャの@ginbearと話し合いながら今後のキャリアについて考えた結果、リーダーをやってみることになりました。

どんなことをやっていくの?

プラットフォームグループのリーダーには以下のミッションが与えられます。

「メンバーの能力が十分に発揮され、チームの成果を最大化すること」

勤怠や安全衛生といったいわゆる労務管理はしません。これはマネージャ職が行います。 具体的には以下のミッションに取り組んできます。

主要ミッション(チームビルディングと目標管理)

私の場合、主なミッションとして以下が与えられています。

  • チームビルディング
    • チームの生産性の向上のために、生産性を阻害する課題を発見し解決していくこと目指す
    • MTGなどのファシリテート、他事業部との仲介、チームメンバーとの1on1、チームの課題提起 
  • 目標管理
    • 技術方針に則り、事業部ごとの課題に基づいてチームの目標を設定し、目標達成に向けて管理します
    • アクションアイテムの設定、スケジューリング・期限設定、コスト管理、その他フォロー

サブミッション(成長支援と採用)

原則は主要ミッションに注力して取り組みますが、もし余裕があったらチャレンジする要素として以下の二つがあります。 あくまでサブミッションであり、マネージャからもまずは先述した主要ミッションを遂行することを求められています。

  • 成長支援
    • パートナーが成長・上位の等級へ昇格できるようにサポートする体制を作る
  • 採用
    • 面談などを通じて、スキルマッチや文化へのマッチを評価する

決意表明

リーダーとしてチームを引っ張る以上、私がボトルネックになることはチーム全体の大幅なボトルネックになるためこれまで以上に責務が大きくなります。 既にリーダーっぽい動きをしていたからといって「これまでみたいなことをしてれば良いでしょう」という考えでいたら間違いなくチームは鈍化します。 特に最近30days Album以外にもEC支援のサービス(カラーミーショップなど)のインフラを担うチームにもジョインしており、こちらでもリーダーとしての役割が求められます。 サービスが変われば事業の方針・技術スタック・文化も大きく変わります(既にギャップを受けています💦)。 逆にいえば、両者のいいところ・課題と言えるところを俯瞰して改善していくことでチームをブーストできるのではないかと思います。

@rsym1290 がリーダーになったことで、チームが良くなった!」そう言ってもらえるようなリーダを目指して頑張ります。

最後に

この本を買ったので勉強します!

www.oreilly.co.jp